数々のスキャンダル、不倫を報じてきた「週刊文春」。AKB48のスキャンダルやベッキーさんと川谷絵音さんの不倫などを暴きいつしかそれは「文春砲」と呼ばれてました。そんな「文春砲」の中でも小室哲哉さんと看護師のA子さんの不倫を報じた時はいつもとは違った風向きになりました。不倫報道があった後の小室哲哉さんの会見で妻KEIKOさんの病気などが明らかになったこと。看病を献身的に行っていたことなどが分かり、会見を見た人達からは「週刊文春」への批判が相次いだのです。
しかし、その後再び小室哲哉さんへ対する様々は疑惑が浮上し事態は混とんとしてきます。一体小室哲哉さんの不倫報道は何が正しくて何が間違っているのか。報じられている一連の流れや内容をまとめてご紹介します。もしかすると正解はないのかもしれませんね…それでも一体何があったのか知りたい人は多いと思います。
目次
小室哲哉さんのプロフィール
転載元:https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1691314/
- 本名:小室哲哉
- 生年月日:1958年11月27日
- 身長:167cm
- 体重:57kg
- 職業:元ミュージシャンで元音楽プロデューサー
- 妻:globeのボーカルの「KEIKO」
日本でもトップレベルに有名な音楽プロデューサー。自身も元ミュージシャンで手掛けた曲は数知れず。そんな小室哲哉さんに付いて軽くプロフィールをご紹介します。
3歳から東京芸術大学教授にヴァイオリンのクラシック音楽のレッスンをしてもらっていたそうです。小さな時から音感のベースを学びます。小学生になるとすでにクラシック音楽の作曲をするなど、他の人とは音楽へ対する姿勢が全く違いました。本格的に作曲に目覚めるのは中学生の時です。それまで小室哲哉さんの音楽の根本を作ってきたギターやエレクトーンなどを家族に内緒で売却し、そのお金で当時16万円以上もしたシンセサイザーを購入します。そのシンセサイザーで数々の楽曲を制作していきます。
その後は自身も所属する音楽ユニットでもある「TM NETWORK」で活動しながら、他のアーティストにも楽曲を提供し続けます。アーティストには「荻野目洋子さん」「松田聖子さん」「中山美穂さん」「宮沢りえさん」など時代を席捲した人がたくさんいます。
1994年に「TM NETWORK」が終了してからは「観月ありささん」「篠原涼子さん」「TRF」「安室奈美恵さん」などの音楽プロデュースをしいつしか「小室ファミリー」と呼ばれるようになります。また妻になるKEIKOさんがボーカルを務める「globe」も小室ファミリーの一つです。
KEIKOさんとの結婚後は苦難の連続
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妻のKIEKOさんと結婚したのは2002年11月ですが、小室さん自身は2度目の結婚です。その前に小室ファミリーのdosのメンバーでもある「ASAMIさん」と2001年の5月に結婚をしていました。しかし、子供を授かるものの10か月後の2002年3月にスピード離婚をしてしまいます。
離婚の時に慰謝料として3億円を払い、さらに毎月200万円の養育費の支払いの義務を負いました。自身のプロデューサーとしての活動も縮小していき、稼ぎは全盛期よりもかなり落ちていたと言われています。さらに海外の配信ビジネスに数10億円の私財を投じた事業も失敗し同時期に古巣のソニーから契約を解除され、前払いで受け取っていた18億円の印税も返済しなければならなくなりました。
ついに色々な方面に借金を重ねていた小室さんは、著作権譲渡による巨額の詐欺事件で2008年に逮捕されてしまいます。実は逮捕直後に小室さんから妻のKEIKOさんに離婚の申し出があったそうです。これ以上迷惑をかけられないという思いからだったそうです。しかし妻のKEIKOさんはこれを断ります。何があっても一生私が支えていくという決意を持っていたそうです。
妻KEIKOさんにクモ膜下出血が発症
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苦難の連続の夫婦生活ですが、さらに妻のKEIKOさんが2011年10月24日に自宅にいる時に首の後部に激痛を感じ救急車で都内の病院に運ばれます。「クモ膜下出血」と診断され、約5時間にも及ぶ大手術をすることとなります。早期発見だったため後遺症の心配も今のところなく脳への大きな損傷の心配はないとされています。それでもしばらくは自宅療養と通院でリハビリが必要となり発症以降は表舞台には出ていません。
2011年いKEIKOさんがクモ膜下出血を発症してからは小室さんは献身的に妻を支えていました。僕にはこの人しかいないと話をしていたそうです。全てをKEIKOさんのことを最優先にしていたそうです。
不倫報道について
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そんな様々な壁を乗り越えて来た夫婦。誰もが病気の妻とそれを支える夫と思っていたところに衝撃の報道がされます。それは小室哲哉さんの不倫報道です。
2018年1月18日に発売された「週刊文春」で看護師の女性との不倫疑惑が報じられました。最初は妻が闘病中に浮気をしたクズ旦那とかなり批判の意見が出ていました。が、それは翌日1月19日に行われた小室さんの会見で大きく変わっていきます。
まず会見では「すでに男性機能は果たせていない」と衝撃の告白があり、不倫関係にあることを完全に否定しました。これだけでも驚きでした。
小室さんはかつてのように曲が作れなくなったストレスで摂食障害、睡眠障害、C型肝炎に襲われるようになっていました。その時にニンニク注射を打ってもらうため看護師の女性と会うようになっていたそうです。この時のニンニク注射は「小室哲哉“裏切りのニンニク注射”」と報じられた時のタイトルにも付けられていました。
また注射を打ってもらうだけではなくその看護師の女性が「信頼できる人」「精神的な支えになる人」とただの看護師と患者という関係ではなくなっていったそうです。しかしそこに男女のような関係はないと報道を否定。
またこの時の会見で妻のKEIKOさんが高次脳機能障害を患っていることが明らかにとなり、大変な看病生活を送っていることが分かったのです。さらに「引き時なのかなと思い始めている」と引退をほのめかす発言もありました。
会見後の世間の反応は?
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妻KEIKOさんの病状について小室さんは「KEIKOの脳は一般の脳の考え方ではない」と涙ながらに語っていました。小室さんの姿を見た人たちからは小室さんも大変なんだという印象になり、小室さんの味方になる人が多くいました。そうなると標的は小室さんを窮地に追い込んだ「週刊文春」へと移ります。引退に追い込んだことを許さない!とか人のプライバシーで食う飯はうまいですか?とかネット上やテレビでバッシングの嵐となりました。
特にホリエモンこと堀江貴文さんも自身のTwitterで「やっと文春のヤバさが浸透してきたか」と不満をあらわにし話題となりました。堀江さん以外にも芸能界から小室さんを支持する人が多く、会見前とは全く別の状況となっていました。
またこれは2人の問題で周りが意見することではないのでは?という風潮になります。問題なのは妻KEIKOさんがどう思っているのかだと意見する人が増えていきます。中にはもしかしたら報道があってホッとしているのでは?という憶測も飛び交いました。結局KEIKOさんが今何を思って、会見で真相を知ってどう思ったのかは誰にも分かりません。またこの報道があって良かったのか、悪かったのかそれも誰も決めることができないことなのだと思います。
KEIKOさんの親族が真相を激白
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会見を最後に少しずつ報道の熱も冷めてきて、世間の関心も薄れていきます。大体の報道がそうですね。しかし、熱が全然冷めていなかった人たちもいます。それは週刊文春の記者たちです。自分たちが悪者になってしまったことと、真実を伝えたいという思いからその後も親族などを中心に取材を進めていました。
そして不倫報道を報じてから約半年後の2018年7月に改めて週刊文春は小室哲哉さんの不倫について記事を掲載しました。その内容は実はKEIKOさんの様態は小室さんが言うほど悪くなかったこと、そして小室さんはそこまでKEIKOさんの看病をしていなかったことを指摘したのです。
KEIKOさんの親族が小室さんの会見を見て唖然としたそうです。KEIKOさんのサポートにつかれたといって世間の同情を誘っていましたが、実は介護らしいことを何もしてないと語りました。もちろん大きな病気で大変な時期があったことは確かですが、今のKEIKOさんは介護が必要ないくらいに回復しており、実際にこのころ一人で元気に歩く姿が目撃されているようです。また音楽関係者もカラオケで元気にglobeの曲を歌っていたと証言しています。
また小室さんは騒動があった後にKEIKOさんと一緒に住んでいたマンション引き払って別のマンションを購入しています。KIEKOさんは実家がある大分県でリハビリをしていますが、マンションを購入したことなどは知らない様です。さらに新たに購入したマンションに騒動の原因となった看護婦の女性もまだ出入りしているようで、再婚も考えているとか。しかし病気の妻と別れて、別の女性と結婚というのは簡単ではない様ですね。
この記事が出ると今度はまた小室さんへのバッシングがありましたが、それは会見を行った時ほどではありませんでした。もうすでに世間の関心が薄れていた事と、世間のKEIKOさんへの配慮だったのかもしれません。
まとめ
小室哲哉さんの不倫騒動についてご紹介しました。この時の世間の関心は不倫の内容や真相というよりも、プライバシーを暴くことが正義なのかどうかが論争になっていたように思います。もしかするとそれは小室さんがそう仕向けたのかもしれませんが、スキャンダルをすることが本当に良い事なのかを考えさせる機会になったのかもしれません。
ちなみにこの時にKEIKOさんは文春のファンに向けて「ご心配いただき、ありがとうございます。私は元気です」とメッセージを出しています。